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国語が苦手にならないための早い段階からの対策

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小学校に入学したお子さんが国語を嫌いにならないための提案をします。

国語(=言葉)は好きでなければならない

国語という教科は言葉の勉強です。言葉は嫌いでは困ります。言葉は嫌いでは,まるで生きていることそれ自体が嫌いみたいになってきます。

国語の勉強は苦手でも構いませんが、国語(=言葉)は好きであってほしいものです。なぜなら、国語は日本語であり、自分の母国語であり、生まれた時から使っている言葉であり、突き詰めればお母さん(または、家族)の言葉だからです。

赤ちゃんの可愛い声は聞く人のだれもが好きです。その反応を見て赤ちゃんは声を出し、親(大人)は意味のあることで反応し(=教え)、赤ちゃんはオウム返しにすると親は喜び、赤ちゃんは快感を得て習得します。

このようにして、語彙を増やし思考を深化させていく過程で国語学習に出会います。そして、教科書に沿った一律的な学校での指導によって国語学習に苦手意識を持つ子が増えてきます。

これは、ある意味で仕方のないことなのです。だからと言って、我が子を国語嫌いに追いやることのないように、上手に学校での学習を乗り越えさせたいものです。

国語好きを幼少時から育てる

それは、赤ちゃんへの言葉かけから始まっていますが、意識して単語から文へ、文章へと、単語からお話(物語)へと発展させていきます。

子どもはお話を聞きたがるものです。話すことが思いつかなければ、自分が子どものときに読んだ物語を聞かせても良いでしょうし、創作しても良いでしょう。また、絵だけの絵本から文字が入った絵本に移行して(子どもに読ませる前に)読んでやるのも良いのです。

こうした時間は、どんなに忙しい親でも例え一日に5分でも取るべきです。就学前にこうしたお話や読み聞かせをしてもらっていた子が自分で本を読むようになれば、就学後に親が忙しくてそのような時間を余り取れなくても大丈夫です。

国語好きの子の基礎は読み聞かせと音読

国語好きの子の基礎は、読み聞かせと音読によって育まれると言ってよいでしょう。読み聞かせが先で、就学前の時期の国語学習としては重要です。読み聞かせをしているうちに文字に興味を持ち始めたら音読をさせてもよいでしょうが、音読は強いて就学前にさせる必要はありません。

読み聞かせは必要なら大きくなってもやる

子どもが求める(拒まない)うちは、読み聞かせを続けるようにしましょう。これは、読んでもらうのが待てずに自分から進んで読み始めるまでは例え小学校高学年であろうと続けるべきと思います。

読み聞かせは母親だけでなく父親もやるべし

子どもと接する時間は一般的に母親が多いので、読み聞かせは母親・女性がするものというイメージがあるかもしれません。

しかし、近年の読み聞かせに関する研究によれば、むしろ男性(男声)による読み聞かせに効果ありという報告もあるのです。

夫婦の働き方も多様化する現代においては、読み聞かせは誰がやっても良いのです。

子どもの音読を必ず聞いてあげましょう

小学校の国語授業では、音読を重視します。多くの学校で、毎日音読の宿題を出しています。これは、文字を読む訓練でもあり、文章を読みとる訓練でもあります。この宿題をやるには、それを聞いてくれる大人がいることが前提になります。聞いてくれる大人がいない子は、適当に一人で読んで遅く帰宅した親が音読カードに押印だけしたり、自分でサインしますが、可哀想です。国語の力が育つはずがありません。

学校の授業だけでは、なかなか個々の音読を評価できません。家で聞いてくれる大人が直接評価することが重要です。もちろん、良いところをほめます。間違えて読んだところは直して教えます。

ほめるところはいくらでもあります。親の前で読むこと自体ほめるべきですし、しっかりとした声や発音もほめましょう。当然、文字を正しく読み終えればほめます。

句読点の読み方をどう教えるか

この段階をクリアしたら、句読点を意識して読ませます。「意識して」ということは、句読点がない場合と同じ読み方をしないということです。

最も簡単な句読点の教え方は、「。(まる)は、文の終わり、,(てん、ちょん)は、切るところ」でしょう。

ところが、この教え方でもなかなか理解できるものではありません。そこで、先生によっては「。は2回休み、,は、1回休み」と単純化して教える方もいます。

しかし、現実には読点で必ずしも休みません。なので、「。は、息を吸うところ。,は、息を吸ってもいいところ。ほかでは吸わない。」が現実的でしょうか。

大人が範読してあげたり、子どもの句読点の読み方を評価するうちに自然な感じで読むことができるようになるでしょう。

音読のさせ方次第で国語力に差が出てきます

句読点は文と文章の仕組みをとらえる訓練にもなります。その意味では、音読をさせるときに、単調な棒読みをして終わりでは効果が限られてしまいます。

低学年の場合、教科書文を読む前や後に「どんなことが書いてある(あった)の?」とか「だれが出てきた?」「なにをした?」「どうなった?」とか聞いていましょう。

中学年では、人物の気持ちを聞いたり、その気持ちで読ませたりします。また、接続詞の使い方や段落を意識させたり、大事なところを強く読むなどの技術も教えられたらいいと思います。

あくまでも、子どものレベルに合わせてのことで無理強いして国語嫌いにさせないことが大事です。

教科書以外の本に目を向けさせる

毎日同じ文章の音読をしていると能力の高い子には物足りなくなるでしょう。そういう場合は、レベルの高い音読を試みるのと同時に教科書以外の本に目を向けさせる良い機会になります。

子どもが興味持ちそうな本を購入したり、図書館で借りたりして、読み聞かせ、音読させましょう。

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