広告 エンタテイメント・読書 教育・学習・学校

朝ドラ「おちょやん」脚本家 八津弘幸 の両親の子育て法に学ぶ

「元気が出るドラマ」が信条の脚本家

ORICON NEWS より引用

NHKの連続テレビ小説の脚本を手掛ける
八津弘幸さんは、2013年の「半沢直樹」
と2015年の「下町ロケット」などで一躍
注目された脚本家です。

八津弘幸さんの信条は、ドラマを「見終
わったときに元気になってもらうこと
と言います。

今回の朝ドラ「おちょやん」で言えば、
「ヒロインをとおして、孤立している人
やコミュニケーションが希薄な人、心の
うちでは寂しいと感じている人がいます。
そういう人たちが『一人じゃないよ』と
思えるような人情ドラマにしたい。」と、
抱負を語っています。


そして、夢は「令和の『おしん』を目指
す」だそうです。朝ドラ「おちょやん」
がますます楽しみになってきますね。

谷津さんの略歴

  • 1971年 栃木市(旧藤岡町)生まれ
  • 1986年 佐野日大高入学
  • 1989年 日大芸術学部演劇学科入学
  • 1993年 同大卒業
  • ~98年  アシスタントプロデュー
    サーなどを経験
  • 1999年 スペシャルドラマ「教習所
    物語」で脚本家デビュー
  • 2013年 ドラマ「半沢直樹」の脚本
    担当。最終回に、視聴率42%を記録。

脚本家の「思いやり」を育んだ両親の愛

八津さんは、「夢を継続するには周囲の
助けがないと無理なので、まずは自分が
思いやりを持って人に接することが大
切」と言っています。

八津さんご自身の「思いやり」は、やは
りご両親の愛によって育まれたようです。

お父さんの谷津昭博さんは栃木県で教員
を、お母さんの好美さんは東京足立区で
教員をされていました。

息子さんの「弘幸」という名前は、「幸
せを弘められる子になりますように」と
いう願いを込めて名付けたそうです。

なるほど、名は体を表すといいますが、
命名は結局その通りになっていくようで
すね。いい加減な気持ちで命名してはな
らないことが分かりますね。

八津さんご両親の具体的な教育方針

  1. 子どもを呼び捨てにしない。
  2. 「ああしろ、こうしろ」と言わず
    「支える」
  3. 泣いたら抱きしめる、褒めたら抱き
    しめる、叱ったら強く抱きしめる。
  4. 人前では絶対に叱らない。
  5. 期待を押し付けず、いいところを見
    て励ます。
  6. 子どもを信じて、べた褒めする。

これも、なるほど!と納得です。
ご両親の自慢は、「夫婦げんか、親子げ
んか、兄弟げんかがないこと」とおっし
ゃるのもうなづけます。

私たちもすぐにでもまねできそうな大変
分かりやすい教育方針ですね。

付録として、有名なドロシー・ロー・ノ
ルトの詩を紹介しておきます。

「子ども」

ドロシー・ロー・ノルト(米国の教育学者)

批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる

殴られて大きくなった子どもは、力にたよることをおぼえる

笑いものにされた子どもは、ものを言わずにいることをおぼえる

皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心のもちぬしとなる

しかし、激励をうけた子どもは、自信をおぼえる

寛容にであった子どもは、忍耐をおぼえる

賞賛をうけた子どもは、評価することをおぼえる

フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる

友情を知る子どもは、親切をおぼえる

安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる

可愛がられ抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じとることをおぼえる

 

 

「子は親の鏡」

ドロシー・ロー・ノルト著(米国の教育学者)

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる

不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる

子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる

親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる

広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ

和気あいあいとした家庭で育てば、

子どもは、この世の中はいいところだとおもえるようになる

関連記事

子どもの幸せのために親は何をすべきか

子どもの才能を伸ばすために「教育」と 戦う

 

スポンサーリンク

検索エンジン

-エンタテイメント・読書, 教育・学習・学校
-, , ,