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サブスクで3回も失敗した私の体験談〜「無料お試し」「今なら半額」には要注意です〜

日本でサブスクリプション(サブスク)が広まったのは、おそらくアメリカの影響だと思います。サブスクは便利な仕組みですが、実は売る側にとって「とても都合のいい商売方法」でもあります。

この記事では、私が実際に経験した3つの失敗談を紹介します。同じような目に遭う人が少しでも減ればと思い、書くことにしました。

1.しじみサプリメントの「2週間無料お試し」

数年前、「2週間分無料でお試しできます」という広告を見て、つい申し込んでしまいました。2週間くらいでは効果なんてわかりません。そのまま飲み終わって放っておいたら、しばらくして電話がかかってきました。これがとても嫌な気持ちになり、それ以来「無料お試し」には申し込まないと決めました。

「タダより高いものはない」とはよく言ったものです。テレビCMでも「今なら半額」といった言葉で毎日のように商品がすすめられていますが、私は今では「今だけの値段」ではなく「普段の値段」を見て、申し込むかどうかを判断するようにしています。そうすると、申し込みたくなることはほとんどありません。

2.グーグル広告の解約トラブル

これも数年前の話です。あるものを売るためにグーグル広告を利用しました。おかげで検索結果の上のほうに表示されるようになり、一時期は売り上げも伸びました。しかし効果があったのは最初だけだったので、広告のサブスクをやめることにしました。

ところが数か月後、まだ毎月お金が引き落とされていることに気づきました。私はウェブ上で解約の手続きをしたつもりでしたが、実際には解約できていなかったのです。気づいてからは慎重に手続きをやり直し、今度こそ解約されたことを確認しました。

それ以来、「無料で6万円分の広告を再開しませんか?」というメールが定期的に届きますが、無視しています。私のミスと言えばそれまでですが、日本の会社であれば「今月も契約は続いています」「引き落とし予定です」といった確認の連絡を毎月くれることが多いです。それがない会社とは、二度とサブスク契約をしないと決めています。

3.VoixAIという海外AIサービス

「サブスクは、特に海外の会社とは絶対にやらない」と決めていたのに、最近またやってしまいました。自分が書いたブログ記事を音声に変換したくて、どのAIサービスがいいかAIに聞いたところ、「VoixAI」というサービスを紹介されました。

簡単に使えそうだったので依頼ボタンを押すと、「料金10円」と表示されました。「無料といっても、まあこれくらいはかかるだろう」と思い、支払いに進みました。クレジットカードでは決済がなかなか進まず、PayPalを選ぶとすぐに音声化が始まりました。

ところが翌日、「6390円の支払いが成功しました」というメールが届きました。10円の通知ではありません。すぐに問い合わせると、海外の会社にもかかわらずすぐに返信がありました。話を聞くと、「解約できる期限は1日だけで、それを過ぎると自動的に料金が発生する」という決まりだったそうです。

納得できなかったので、「そんな説明は事前になかった。10円だけにして、6390円は返してほしい」と伝えたところ、「上司と相談して、今回は特別に半額にします」という返事が来ました。結局、面倒になった私はそれで了承してしまいました。

半額を返金する手続きをしたというメールは来ましたが、まだ安心はしていません。どのカードで10円が決済されたのか聞いても返事がなく、PayPalにも記録が残っていないからです。しばらくはカード会社の履歴から目が離せません。

サブスクトラブルは、実は日本中で増えている問題です

ここまでは私個人の体験ですが、実はこうした「定期購入」や「サブスク」のトラブルは、日本全国でとても多く起きています。国民生活センターの発表によると、2024年に消費生活相談窓口に寄せられた通信販売の「定期購入」に関する相談件数は8万件近くにのぼりました。特に健康食品や化粧品に関する相談が多く、年齢別では40歳代以上の割合が高いことがわかっています。

よくあるパターンは、「初回90%OFF」「実質0円(送料だけ)」といった広告を見て申し込んだら、実は定期購入が条件になっていたというものです。通常価格より安く買えることを強調する広告の裏で、健康食品や化粧品などの定期購入が条件になっているケースについて、多くの相談が寄せられています。私のしじみサプリの話とそっくりですね。

こうした被害を減らすために、法律も変わってきました。通信販売の定期購入契約に関するトラブルが増えたことを受けて、特定商取引法が改正され、2022年6月1日から、販売する会社は申し込み画面で決まった事項をきちんと表示することや、消費者を誤解させるような表示を禁止することが義務付けられました。つまり、「最終確認画面」をしっかり見れば、定期購入かどうか、支払い回数や金額がどうなっているかを確認できるはずなのです。申し込む前には、この画面を必ずチェックする習慣をつけましょう。

また、電話がなかなかつながらず解約や問い合わせができないという相談も多いようです。事業者に電話をしても繋がらず、問い合わせや解約の申し出ができないケースもあるため、連絡先や受付時間を必ず確認し、連絡した際は記録を残しておくことが勧められています。私のVoixAIの体験でも、やり取りをメールで残していたからこそ、あとで返金交渉ができました。「言った・言わない」にならないよう、証拠を残すことはとても大切です。

もし「おかしいな」「困ったな」と感じたら、一人で悩まずに相談窓口を頼りましょう。全国共通の電話番号「消費者ホットライン188(いやや!)」にかければ、近くの消費生活相談窓口を案内してもらえます。海外の会社とのトラブルで返信がなかなか来ない、返金の話が進まないといった場合も、まずはここに相談してみるとよいと思います。

私の体験のように、「たった10円」「無料お試し」という言葉には裏があることが多いです。申し込む前に一呼吸おいて、通常価格や解約条件をきちんと確認する。これだけで、防げる失敗はたくさんあるはずです。

関連リンク

- [ネット通販の定期購入トラブル(埼玉県)](https://www.pref.saitama.lg.jp/b0304/soudanjirei/tsuhan-teiki.html)
- [通信販売での定期購入(国民生活センター)](https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/subscription_traps.html)
- [「定期購入」トラブル急増!!低価格を強調する販売サイトには警戒が必要!(国民生活センター)](https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230315_4.html)
- [消費生活相談窓口・消費者ホットライン188の案内(政府広報オンライン)](https://www.gov-online.go.jp/kurashinosodan/list/fu_caa.html)
- [全国の消費生活センター等(国民生活センター)](https://www.kokusen.go.jp/map/)
 

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