ジム・ロジャーズの2020年リアル名言

ひゃあ、よくご存知で。世界的な投資家ジムロジャーズ（株式投資をやってる人、金融関係者なら誰でも知ってる。イチロー並みの人）のお墨付きをもらったよ。
「安倍首相は日本をダメにしている」。https://t.co/6K1JvkQpIV

— 佐藤治彦＠扶桑社「普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話」シリーズ約１２万部のベストセラー (@SatoHaruhiko) May 15, 2020

世界的に有名な投資家であるジム・ロジャーズ（1942年10月19日生まれ）が、週刊朝日
のインタビューの中で名言を吐いているので紹介します。

ウォーレン・バフェット氏（1930年8月30日生まれ）が率いる投資会社バークシャー・
ハサウェイ社は、2020年1～3月期決算で5兆円の赤字を計上しました。

投資界は、コロナ禍の今、激変の時代に入ったようです。状況から考えれば、これまで
儲かっていた企業がだめになったり、逆に名もない企業が急成長したりすることは不思
議なことではありません。

こうした状況を乗り越えようと思えば、バフェット氏が航空会社の株をすべて売却する
ことも意外なことではありません。むしろ、さすが大物は思い切ったことやるなという
感想を持った方が多いのではないでしょうか。

このことに関して、ジム・ロジャーズさんは、週刊朝日のインタビューに答えて以下の
ように答えましたので、紹介します。

彼の過去に吐いた名言と照らし合わせながら読むと、珍しく思わない方もいるかもしれ
ませんが、私としては新鮮に感じたのでお伝えしたいと思います。

名言は、ビルゲイツが新型コロナ対策のために3億ドル以上の寄付をしたことを例に挙
げて、ロジャーズ氏が「それが彼のやりたいことなのだろう。ならば、もっとやるべき
だ。」と、語るところから始まります。

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幸福になりたいのであれば、自分自身が好きなことをすること

私は自分のお金で何かをやろうとする人について、口をはさむつもりはない。
お金を洞窟の中に隠しておきたいというなら、そうすればいい。
自分のお金で自分のやりたいことをやればいいのである。
バフェットは89歳になった今でも投資家として仕事を続けている。
世界的大富豪になった今でも、彼にとっては投資家でいることが幸福なのだ。
お金があるからリタイアすればいいだろうというのは見当違いだ。
幸福になりたいのであれば、自分自身が好きなことをやり続ければいい。

ジム・ロジャーズ過去の名言１

私の目標は、人生でやりたいことのできる自由を手に入れることであり、そのために
お金を稼いだのです。ですから、いまでもやりたいこと以外のことにはお金をほとんど使いません。
成功するためにまず大事にすべきことと聞かれれば、私は「自分の一番好きなことをすること」と答えている。私は投資が好きだったから、そして世界中で何が起きているのかを隅から隅まで調べるのが好きだったから、多少なりとも投資家として成功することができた。

幸福の探し方は簡単だ。「間違っている」と批判されるものがいい。

幸福の探し方は簡単だ。あなたがスマートフォンで最も閲覧するサイトがあるだろう。
あるいは、よく読む本や雑誌でもかまわない。それが出発点だ。毎日見たいものが、あ
なたのが関心のあることであり、愛情を持っているものだからだ。
（中略）若いときの情熱に従うことが大切だ。バフェットもゲイツもそうやってきた。
特に、他の人たちから「間違っている」と批判されるものがいい。そこにこそ、幸福に
なれる可能性がある。

引用元

今回の「名言」の引用元は週刊朝日2020年5月29日号でした。
なお、FODの電子版で読ませていただきました。

ジム・ロジャーズ過去の名言２

冒険しないと、つまらない人生になってしまう。
私は、誰かから勧められたことを実行するたびに、必ず損をしてきた。他人と話すこ
とに学びがないと言いたい訳ではない。耳を傾けることは大切なことだが、それでも私
は人の言葉を漠然と信じ、そのまま受け入れるといった態度は慎むべきだと考える。
７０年代にジョージ・ソロスと立ち上げたヘッジファンドが成功したのも、ほかの人が目もくれないようなところに投資したからです。
株を買うときは、誰もが絶望に打ちのめされ、「株の話などもうごめんだ。聞きたくもない」などと口にしている時がいい。投資で大成功をしたいのであれば、ここぞ、と言うタイミングで集中的に投資をしなくてはならない。また、「危機」と言われるような出来事が起きると、私はそこに投資の機会を探るようにしてきた。投資家らしく考えて、「待てよ、次の段階はなんだろう」と自分に言うのだ。

ジム・ロジャーズ　その他の名言集

変化に適応できない人は、変化に吹き飛ばされるだろう。変化を認識し反応する人は、利益を得るだろう。
優秀だったはずの友人は、やるべきことを途中で投げ出してしまい、結果、成功を収めることができませんでした。成功のためには何よりも「忍耐」と「粘り強さ」が重要なのです。
私の一番の投資対象は二人の娘たちです。多くのお金を残すのではなく、自力で人生を切り開いていける女性に育てることができたなら、自分はすべてを失っても構わない。
投資家として成功したいなら、投資の神様といわれている人々の話を聞くよりも、歴史や哲学を学んだほうがいい。
「私は日本のことをよく知っているが、他の国のことはあまり知らない」と言う人がいる。そうした人は、実は日本を半分しか知らないのだ。本当の意味で日本を知るには、日本をいったん立ち去る必要があるのだから。